郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区
深澤 純一会長
本日は右近八郎ガバナーをお迎えしております。先ほど当クラブの活動をご報告し、右近ガバナーより助言提言を受けました。ご指導頂きました点は今後に活かしていきたいと思います。
先日右近ガバナー所属の福島ロータリークラブにメイクアップして参りました。早川ガバナーエレクト、佐藤次期分区幹事、笠間会員、國府田直前会長、佐藤ICT委員長、大竹会員、私の7名で勉強して参りました。会の進め方は幹事にスポットライトが当たるなど目新しいこともありいい雰囲気でした。それぞれのクラブで特徴があるようです。
土曜日は地区の青少年奉仕委員会セミナーに早川ガバナーエレクト、伊藤隆青少年委員長と出席して参りました。
<北クラブ事業計画発表>
地区:右近八郎ガバナー・坪井大雄地区幹事
分区:高橋金一ガバナー補佐・鈴木茂分区幹事
司会進行:深澤 純一会長
2023―24年度国際ロータリー第2530地区 右近 八郎ガバナー(福島RC)
ロータリーは現在、先進諸国での会員減少に象徴される第5の危機の只中にあるとされています。危機を経験しながらも前進できたのは、常に変わることのない善意、親睦、寛容、研鑽の精神の賜物なのです。それこそがロータリアンの誇りであり、その永続性を担保し、希望とともにその使命を担うことができます。皆さんロータリーの誇りを楽しみましょう。
国際ロータリーの現況をロータリーの哲学の変遷をマップにしたものから説明します。この図では常に変わることのなかった「友情・親睦、寛容」という理念を示しています。RIの組織理念を理解するためにMission(使命) Vision(展望) Value(価値) Strategy(戦略)の4要素を確認して頂ければと思います。
ゴードンR・マッキナリーRI会長はこれまでの方針にさらになる「平和の推進」と「メンタルヘルスへの取組み」の2点を強調し今年度のテーマを
CREATE HOPE in the WORLD 「世界に希望を生み出そう」を掲げております。
それを受けて地区方針と各委員会方針を地区の皆様に共通の基本認識として策定致しました。
(以上詳細はクラブ年次計画書・年次報告書「ガバナー挨拶」をご覧ください)
「国際ロータリーの使命は職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することである」(2009年11月理事会会合、決定42号)とあります。しかし、日本には独自の文化があることから、次のように検証してみました。
サミュエル・ハンティントン「文明の衝突」によると、日本は一民族、一文明、農耕定住、自然との共生が特徴的であり世界的にユニークな文明です。争いのない共同生活、母性中心の家族原理による社会、自然との調和による優しい文明であるということが分かります。そこから日本人の社会規範、精神構造は西欧とは自ずと異なって来ます。ですから、日本人と西欧の人々ではロータリーとの向き合い方も異なります。
・商道徳における職業奉仕観:ビジネスか人材育成か
・奉仕観での欧米との違い:社会参画か自己研鑽か
・クラブ文化の形成:精神的差別、善意の強要
・RIビジョンの変化:地域化の流れ
・機能性と精神性の止揚(融合):地域化の共存による永続性の確保
・魅力あるクラブ作り:交流促進による楽しいロータリー活動
心理学者のマズローは欲求が行動を支配する5段階説を提唱しました。しかし、彼が晩年に気づいた超我の欲求は、正にロータリーでの内的な喜びを、活動を通して昇華できるものです。その具体的な活動は、楽しい例会・地域交流の促進・公共イメージ向上活動の3つなります。
最後に地区のスローガン
ENJOY the ROTARY PRIDE! ロータリーの誇りを楽しもう!
皆様の充実した実り多い人生の糧となることを祈念して挨拶とさせて頂きます。