郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

郡山北ロータリークラブバナー由来記

●高村光太郎が詩でいう「安達太良山」を背に、そして「阿武隈川」を前に、磐越東西両線の発するところ、福島県産業の中心地わが故郷郡山市がある。そして私達のクラブは市の北辺富久山町・日和田町を中心地域としている。
 
●北東より発して郡山に入る道、旧4号国道は、その昔の奥州街道として名高い。参勤交代に往来する諸大名の宿場町として賑わった富久山・日和田の姿は既にないが、延々とつらなる松並木は往時をしのばせて十分である。私達は先人のこの遺産「富久山・日和田の松並木」をこよなく愛し、誇りにも思う。
 
●この松並木は昭和47年10月、県が指定した「奥の細道」自然遊歩道の内にあって、その景観を誇る有数のものの一つである。
当地は『万葉集』にも詠われた、いにしえの人々ゆかりの歌枕として有名で、松尾芭蕉の奥の細道の一節にも登場する。奥の細道の旅で、「花かつみ」の花を訪ね歩いた場所である。当クラブはバナーに花かつみをあしらっている。