郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

第20回例会を行いました(令和5年度 )

2023.11.27 お知らせ ,

第20回例会を行いました(令和5年度 )

令和5年11月27日(月)
開会点鐘・ロータリー歌斉唱・4つのテスト斉唱・会長あいさつ・幹事報告・ニコニコBOX委員会発表・ゲスト卓話・ロータリー研究会報告・閉会点鐘

 

会長あいさつ

深澤 純一会長
今期になって早5か月が過ぎようとしています。本日はファミリーホームいぶき・ゆづきさんの仁井田理事長を卓話にお迎えしております。昨年も丁度今頃卓話を頂いておりました。

小学生のころ「学習」「科学」の雑誌を月に1度定期購読していました。皆さんも同様の経験をされているのではないでしょうか。最近科学離れが懸念されているようですが、その「科学」が何十年ぶりかで復刊するそうです。

12月3日まで「こおりやま文学の森」で特別企画展「石井研堂没後80年」が開催されております。石井研堂は1865年生まれで、当時少年向け雑誌の編集をしていて「小国民」は後の少年雑誌のモデルになりました。ノーベル物理学賞の朝永振一郎氏も繰り返し読んでいたそうです。少年少女の探求心を豊かにしたばかりでなく明治事物起源」は明治時代を研究するための基本資料となっています。郡山市が生んだ偉大な方なのだと改めて認識しました。
 

幹事報告

吉仲 真也幹事
来週の例会でお食事後、皆さんで50周年式典の会場を見学致します。皆さんからもご意見を伺って進めたいと思います。

お食事がきょうは3~4人分余っております。ご欠席の場合は必ず事務局にご連絡下さい。

ご欠席の連絡を。食品ロスにご協力下さい

 

RLI修了

早川 敬介ガバナーエレクト
RLIに行くと他クラブの委員会の方々とも話す機会にもなります。若い方、ベテラン会員の方が共に参加することで、ロータリーライフが楽しめます。皆さんも是非参加して頂ければと思います。

RLI全課程修了
早川敬介ガバナーエレクト

 

ニコニコBOX委員会

渡辺 善二郎委員長
本日は23名の方から2万6000円お預かり致しました。ありがとうございました。
 

会員卓話    
ゲスト卓話
「ファミリーホームいぶき・ゆづき 子どもたちの現状」

仁井田 三枝子理事長

子どもを取り巻く環境が変わってきつつあるなかで、日夜
奮闘中の仁井田理事長

いつも子供たちに力強いご支援を頂きありがとうございます。今日は子どもたちが作成した卓上カレンダーをお持ち致しました。その子どもたちの絵を見るとほっこりしますので、日々活用して頂ければと思います。

今年度ファミリーホームいぶきでは、2人巣立ち一人は千葉県、もう一人は郡山市内におります。千葉に行った子とはメールでやり取りしています。他愛もないことを言い合いながらも、やはりメールが来ると嬉しいものです。郡山にいる子はお母さんから「遊びに行ってもいいですか?」という連絡があり、お母さんも頑張っている様子に安心しながら、私もできることをしてあげたいなと思いました。

10月には緑水苑でのバーベキューにお招き頂き大変ありがとうございました。とっても美味しいお肉をお腹いっぱいたくさん頂き、夕飯はいつもより少なかったようです。

ファミリーホームは小規模住居型養育事業を行う住居「家庭養護」です。県内には8つございます。玉川、福島、白河、会津、いわきなどにあります。郡山市には3つあり、内2つが「いぶき」と「ゆづき」になります。

当ホームでは巣立った子2名、新たに2名迎えました。一人は2歳の子です。バーベキューの時にベビーカーに乗っていた子です。もう一人は6歳で小学校に入学してから入所して来ました。自閉症なので、生活にでこぼこがありますが、素直で真っすぐな性格です。ですから、他人とのコミュニケーションが難しく困ることもあるようです。「いぶきとゆづき」で合計12名の子どもを預かっております。

中には虐待されて育った子どもたちもいます。半年から2~3年経つと、虐待された子は他の子どもたちに自分がされてきたようなことをするようになります。例えば、私たちの見えない所に連れて行って、お腹にパンチ、つねる、たたくなどの行為をします。それを見過ごしてしまうと、その子は後々自分が生きづらくなってしまいますから、私たちも注意して見ています。子どもの成長には早ければ早いほど対応していけば変えて行くことができます。大きくなってから入所して来る子どもたちには、私たちが一生懸命やっても、なかなか響かないこともあります。いろいろ工夫しながら、皆様のご意見も取り入れながらやっております。

子どもの権利擁護も最近は言われております。帰りが遅くなった時にはインターンホーンを押せばいいのに、玄関の所に座ったままでいる。「ドアを閉められて中に入れなかった」と通報されたこともあります。ホームを10年やってきましたが、これまでには無かったことでした。

子どもたちも変わってきています。私たちも変わっていかなければいけないと思うこの頃です。私たちも身を守ることが必要なのかと、もどかしさを感じます。もちろん多くの子どもたちはホームでの生活を頑張っています。こうして育ったことが、いつかは「助けて!」と言う声に応えていける人になって欲しいと思います。逆境の中で育った子どもたちをしっかりと見守っていきたいと思います。先日学校の先生に「ファミリーホームにいるから、かわいそう」と何故言えるのですか?と言わなければいけない場面がありました。

皆様には暖かく見守って頂き、子どもたちが前向きに育っていけるよう手を携えて頂けたら嬉しいです。お招き頂きありがとうございました。

子どもさんたちの可愛い手作りカレンダーをありがとうございました。

 

第52回ロータリー研究会参加報告

早川 敬介ガバナーエレクト
11月19日に神戸ポートピアホテルにおいて開催されました。

メジャードナーの代表になった第2510地区の出村さんはメジャードナー+4ですから4万ドルの寄付をしております。同期のガバナー34名中4名が女性でした。国際協議会は1月7日から11日まで研修になります。パストガバナーの方々が現地に行ってその準備をして下さいます。

今後の方針としては民間の団体、例えば子ども食堂などにも支援していきたいという話もありました。

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