郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区
深澤 純一会長
先週末から寒くなって来ました。暖房器具を出すなど冬に向けての準備は皆さまお済みでしょうか。
先週地区大会は先陣を切って、歓迎のあいさつも述べるはずだったのですが、欠席になってしまい大変申し訳ありませんでした。インフルエンザ予防接種をしていたにも関わらず、7度の熱、頭痛、関節痛などありました。今後も体調管理に気を付けなければいけないと思いました。
また、土曜日は親睦活動委員会の佐久間島江委員長にお骨折り頂き、栃木市方面「秋の小旅行」に行って参りました。20名の参加で、天気にも恵まれ大谷石資料館も見学できて、車中紅葉を愛でながらの楽しいひと時になりました。栃木市は初めて訪れましたが、レトロな街並みで味わいがありました。
吉仲 真也幹事
本日は地区大会において表彰された皆様に表彰状を会長より伝達致します。
(継承略)
中川 秀幸様
「ニアピン賞・第40位」
成績表並びに商品が贈呈されました。
橋本 英夫会員
私は平成3年12月入会なので、20周年事業の経緯は良く分かりません。しかし、「郡山北ロータリークラブ30周年記念誌」をひも解くと、なぜ、ネパールの学校建設資金の援助を20周年の記念事業としたのかが詳細に分かります。今日はその部分をコピーして皆様にお渡ししております。当時の新会員や欠席の多い会員のために、故佐久間正会員がその経過を記録しております。それを時系列に見てみます。(資料:創立30年のあゆみ)
(佐久間正会員の会報誌より回想記述に基づく)
20周年記念事業の4年前に遡ります。
①H.2.11.5(月)の例会
当時の野田三雄会長が友人を通じて知り合った日和田在住の橋本守さん(元海外青年協力隊員)の夫人のビナさん(来日6年目)を招待。国際理解にちなみ、ネパールの話をしてもらう。
内容:小学生は土間に座り地面に字を書いている。
②その話に感銘した野田会長は国際奉仕委員長と計り、10万円を贈呈しようと計画。
次週インド・ネパール旅行する小松・八代・遠藤清・阿部会員にネパール大使館に寄託するよう依頼。彼らは、現地で文房具を買って贈って下さるようお願いして帰国。小松会員は現地大使館の参事官から預かり証をもらう。
③H.2.10(月)の例会
橋本ビナさん例会にて御礼
④H2年度末
しかし大使館より「お金を預かっても信頼する人に渡せる手立てがない」という連絡が入る。
⑤H.3.8 ビナさんに依頼。
ビナさんが帰郷することが分かり、途中彼女が大使館に寄ってお金を預かるよう手配。
⑥ビナさんはカトマンズで預かった10万円を公式レートでなく闇レートで3万ルピーに変えて現地に持参。
⑦H.3.10. 7号に小学校校長より感謝の手紙掲載
内容:頂いたお金で村中の大工さんと村人の奉仕で机と椅子(250人分)を作り、さらに文房具と校舎の修繕費に充てた旨の感謝状
小学校名はスリーザナ・プライマリー・スクール。ビナさんは、その学校の写真と領収書を持って帰り野田会長に報告。
⑧さて「20周年記念事業」として何を?
現地の様子を尋ねると「小学校は4年まで。それ以上は2時間半も歩いて上級学校に通う人は殆どいないので、その校舎が欲しい」という回答を得る。
⑨RC会員の賛成を得れば記念事業資金35万円、今年度国際奉仕予算より15万円の計50万円を10月11日に帰郷するビナさんを再び信頼して寄託しよう。
野田三雄会長(H.2~3年)報告文より
20周年(平成6年5月)の会長は柳田武夫会長、実行委員長に佐藤進一会員を選任。幾度かの委員会、クラブ協議会を経て上級学校新築に決定。
当時の野田会長は「国の興隆も人の向上も教育が原点で、それで故郷に少しでも報いたビナさんの志と才覚に、郡山北RCが協力しての事業成功と思います」。と結んでいる。(詳細はP146・147をご覧ください)
この後会員卓話に近藤修二さんが予定されていましたが、残り時間10分を切ってしまったので、後ほどになりました。
例会終了後は指名委員会を開催。