郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

第39回例会を行いました

2023.06.16 お知らせ ,

第39回例会を行いました

令和5年5月29日(月)
開会点鐘・ロータリー歌斉唱・四つのテスト斉唱・会長あいさつ・幹事報告・ゲスト卓話

 

会長あいさつ

国府田 明弘 会長
先週例会は日和田安積山での花かつみ清掃活動にご参加いただきありがとうございました。芭蕉が「奥の細道」紀行で安積山を訪れて「花かつみ」を尋ね歩いたそうですが、見つからなかった、という話にあるように幻の花とも言われております。

26日は4クラブ合同例会が開催され74名の参加で壮観でした。私は他クラブの女性の方々とお話をして名刺交換させて頂きました。いろいろな話に花が咲いて楽しんで参りました。

ハーバードテーラーの4つのテストを当クラブでは吉田喜一会長の時から斉唱しておりますが、今回は唱和でした。懐かしいと思う反面違和感がありました。やはり慣れ親しんだものは心地いいですね。

7月の新年度より東邦銀行北支店の高橋支店長、住友林業の斎藤支店長をお迎えして41名体制になります。38名になると限界クラブになるので、何とか増強をお願い致します。残念なご報告になりますが、吉田幹治幹事が会社の移動により6月末で退会されます。後ほどごあいさつを頂きます。

 

幹事報告


吉田 幹治幹事
送別ゴルフコンペを6月18日(日)東都郡山カントリークラブで開催します。


お食事中に、昨秋高校時代の仲間4人と奥様方で行った尾瀬の風景をドローンで撮影。エンヤをBGMに草紅葉、三条の滝の絶景を見せて頂いた。
 

ゲスト卓話
「人・暮らし・仕事が調和する社会に」


福島県県中地方振興局局長(兼)復興支援・地域連携室長
小貫 薫氏

福島県県中地方振興局の小貫と申します。4月の「春うらら祭」では皆様にご尽力頂きありがとうございました。厚く御礼申し上げます。郡山北クラブさんは、創立以来約50年に渡り社会奉仕の崇高な理念を基に、地域貢献されていらっしゃることに感謝致します。

私は昭和44年生まれの52歳です。平成4年に田島(現南会津)の国道建設事務所に採用され39年目になります。

令和元年より武漢のコロナ感染からパンデミックになりエネルギー価格、資材の高騰で厳しい状況になっています。今月8日に漸く5類になり、行動制限は個人の判断になりました。

「春うらら祭」には私共も参加し、佐藤和夫実行委員長、大竹実行副委員長さんを始め皆様方のお力により、多くの来場者を迎えることができました。高校生の素晴らしい演技、和踊り、よさこいなど活気あふれるものでした。  「一本の水路」アニメーションのDVDは12~3分ですが、当時の時代背景、人々の思い、郡山の発展に至るまで良く分かりました。安積疏水事業は正に郡山市発展の礎です。未来を拓いた「一本の水路」が日本遺産として認定されており、福島県地域創生総合支援事業(サポート)の一環として今回サポートさせて頂きました。DVDは学校にも教材としてお配りして、子どもたちに関心を持ってもらう機会となり、先生方にも好評です。

また「ハナカツミ」植栽事業にもご尽力頂いているとのことですが、やはり育成が難しい植物で、株がなかなか確保できません。今年は皆さんで以前植栽した所を草刈り、雑草除去に励んで頂きありがとうございました。

中学生への「将来就きたい職業」アンケート調査も拝読致しました。就きたい職業「特に無し」という回答もある一方、医療関係の仕事に就いて人の役に立ちたいなど、目標を持っている子もおり安堵致しました。現在のウクライナ侵攻などを目の当たりにして将来への明るいイメージを抱くことは簡単ではなく不安を感じているのかなと思いました。子どもたちが将来安心して働き、暮らしていける社会を再認識した次第です。

福島県総合計画 2022-30 概要版

福島県は「ひと・暮らし・しごと」が調和しながらシンカ(深化、進化、新化)する豊かな社会を目標にしております。そのなかで、地域別の主要施策があります。地理的な条件や自然環境、歴史・文化などの特性を活かし、県内7つの地域区分により地域づくりを推進していきます。自分の住む地域や暮らしを知る、自分ごととして捉えて頂きたいのです。

ふくしまワーク&ステイ推進事業

この事業は首都圏大学の学生を中心とした若年層を対象に、「地域交流体験」「観光体験」「就業体験」を通し、地域の魅力を感じ、地域・地元企業理解の醸成を図ることにより、人口を創出し、将来的なU・Iターンの促進や移住・定住に繋げることを目的として実施する事業です。実施にあたり、地域コーディネーター、就業体験受入企業を募集しております。

「お仕事発見!ミライを考える出前講座」を来年3月まで実施します。対象は小学生、中学生などで工場見学前の導入や、職場体験前の導入など身近にいろんな企業があることを知ってもらう機会を作っております。

 

福島県の人口推移は25年で17%減に

人口減少が地域社会に与える影響として就業者・所得の減少、地域コミュニティの衰退、社会保障の増加等があります。ピーク時の1998年は214万人でしたが、今年4月1日には177万人になり、25年で17%減になっています。高齢化が進んで担い手不足が見られます。ここで何とか人口の流入を促すべく首都圏からの移住体験などを提供しております。
 
「自分発見!アドベンチャーツーリズムガイド」の冊子をご覧下さい。県中地区でできる自然体験、アクティビティ体験、文化体験、食体験などアフターコロナを見据えて企画致しました。豊かな自然を背景にワークショップや、収穫、見学ができます。

先日内堀知事と同席する機会があり「福島県は偉業を、成し遂げている偉人がたくさんいるのに認知度が低いよね」という話がありました。「春うらら祭」は改めてそのようなことを知る機会になりました。

今日ご紹介しました福島総合計画で掲げた豊かな社会になりますように、地域づくり活動などを後押しする地方振興局を役立たせて頂ければと思います。

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