郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

第23回例会を行いました(令和6年度 )

2025.01.27 NEW お知らせ

第23回例会を行いました(令和6年度 )

令和7年1月27日(月)
開会点鐘・ロータリー歌斉唱・四つのテスト斉唱・会長あいさつ・幹事報告・各委員会報告・ゲスト卓話・閉会点鐘

 

会長あいさつ

水野 博文会長
本日はお二人ゲストにお迎えしております。郡山市保健福祉部保健所から岩見祐亮さん、もう一人は郡山市セーフコミュニティ推進協議会自殺予防委員会から川上一之委員長さんにお話頂きます。

米山功労者表彰状伝達と賀寿の祝いの贈呈を行います。

<傘寿の祝い>根本光章会員ごあいさつ
「傘」という漢字を分解すると「八+十」、80歳になります。
傘の字型は末広がりで縁起がいいそうです。これからも皆さんとお酒やゴルフを楽しんで長生きしたいと思います。宜しくお願い致します。

ニコニコBOX委員会

水野 博文会長
皆様から3万4000円お預かり致しました。ありがとうございます。

ゲストの紹介

大竹 幹夫会員
郡山市のセーフコミュニティ推進協議会にクラブとして何年か前から携わっております。以前にも市職員の方からお話しを伺っておりますが、今日は、その推進協議会からお二人をお呼びしております。

中学生のための「自分と困りごとが分かるノート」をご覧ください。日本大学工学部美術部、芸術学部の皆様にご協力頂いております。冊子は2年前の深澤会長の時から進めて、予算を確保して参りました。あくまでも中学生の皆さんのために発行の予定です。ご理解のほど宜しくお願い致します。

写真左上:米山功労者(5回)渡邉 利会員
写真左下:賀寿の祝い「傘寿」の根本光章会員「おめでとうございます」。
写真右上:川上さんは緑ヶ丘でヘアーサロンNOVAを経営なさっております。
中:岩見さんは精神保健福祉士の資格をお持ちです。
右下:本日のメニューは大きなメンチカツ、サーモンとエビのマリネ、トマトスープの洋食でした。デザートにはチョコレートムースにイチゴがトッピング。甘くて爽やかな味~!

 

ゲスト卓話

「郡山市の自殺の現状、ご存じですか?」

郡山市セーフコミュニティ推進協議会
自殺予防対策委員会 川上 一之委員長
郡山市保健福祉部 岩見 祐亮主査

セーフコミュニティ郡山では、「ケガや事故などは偶然の結果ではなく、原因を究明することで予防することができる」という基本理念に基づき、その障害予防活動に重点を置き、地域社会全体の協働により安全、安心の取り組みを行っています。交通安全、高齢者の安全対策、防犯、防災、などの対策委員会がありますが、今回は私たちの活動をご理解頂ければと思います。

自殺予防対策委員会
川上 一之委員長

皆様こんにちは。私たちの身近な人に心配な人はいませんか?周りの人が気づく「心のSOS」のサインはいくつかあります。

  1. うつ病の症状に気を付ける(気分が沈む、自分を責める、眠れない、食欲がないなど)
  2. 原因不明の身体の不調が長引く
  3. 酒量が増す
  4. 安全や健康が保てない
  5. 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
  6. 職場や家庭でサポートが得られない
  7. 本人にとって価値あるものを失う
  8. 重症の身体の病気に罹る
  9. 自殺を口にする
  10. 自殺未遂に及ぶ

(出典)「職場における自殺予防と対応」平成22年厚生労働省・中央労働災害防止委員会

心のSOSに気づくため私たちができることは?皆様に今回お願いしたいのは、「ゲートキーパー」になって頂ければと思います。「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援に繫げ、見守る)を図ることが出来る人のことで、いわば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。役割としてはやはり専門的ことも知らないと不安もあると思いますので、養成講座を設けております。

皆様の会社にも悩んでいる様子の方はいらっしゃいませんか?関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することができればと思います。

郡山市保健福祉部保健所 保健・感染症課
岩見 祐亮主査

郡山市の自殺の現状からご説明致します。

郡山市では広い年代層で疾病以外の死因の第1位は自殺(270人)になっています。2位は転倒・転落(125人)、3位は窒息(120人)です。(外的要因による死因順位 2018-2022年累計)自殺で亡くなられた方(270人)は交通事故(53人)の約5倍にのぼります。自殺の傾向を分析すると

・30-60歳代の働き盛りの男性が多くなっている。
・ほとんどの年代で、男性の方が女性よりも多くなっている。
・20歳代未満では男性より女性が多くなっている。

自殺未遂などはカウントされていないので、追い詰められている方はもっとたくさんいます。自殺の要因は、誰もが抱える可能性のある悩みの延長線上にあります。例えば、過重労働・生活困窮・介護負担・育児負担・借金・病気・孤立・学業負担等様々な問題がきっかけとなることがあります。追い詰められると抑うつ状態、うつ病を発症する状態になっている方が多いことが分かっています。身近な方々の、いつもと違う変化に気づけることが大切です。

※中学生のための「自分と困りごとが分かるノート」を発行します。心のメンテナンスにご活用下さい。

このワークブックの発行協力に「郡山北ロータリークラブ」と記したいと思います」大竹幹夫会員

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