郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

第5回例会を行いました

2022.09.05 お知らせ ,

第5回例会を行いました

会長あいさつ

国府田 明弘 会長
全国的にコロナ感染者のピークが過ぎたようです。一方で有名な方々の訃報が届いております。戦後に名経営者と言えば松下幸之助さん、本田宗一郎さん、ソニーの井深大さん、盛田昭夫さん、そうして先日お亡くなりになった京セラ名誉会長の稲盛和夫さんが挙げられます。稲盛さんの著作に20年ほど前に出会い「実学とは何ぞや」を学びました。実学とは元々江戸の儒学者荻生徂徠が、明治になると福沢諭吉が重視し、実際に有効に使える学問としました。稲盛先生もその実学を重んじ、社員にもその教えを広めました。私の会社でもその中から2点実行できるようにと伝えています。

1つは社員を評価する時には「360度の視点で見る」ということです。上には都合のいい報告を下の者にはそうでない態度をとっているかも知れないからです。2つ目はダブルチェックする。どんなに優秀な人でもミスをします。ですから、ダブルチェックは必要です。この2点は私自身も大変勉強になっており「人を育てる」という点でも感銘を受けました。

第3回役員理事会議題

1、10月のプログラムについて
2、例会場再アンケート案について
3、委員会組織編成について
4、ホームページ移行と内容変更について
5、ファミリーホームいぶきの子ども達と猪苗代湖清掃後のバーベキューに招待する件について

幹事報告

吉田 幹治 幹事
米山梅吉記念館秋季例祭のお知らせ:9月17日(土)米山梅吉記念館ホールにて

米山記念奨学金贈呈

忙しい夏休みでした。日本で就職するためにまず、運転免許で仮免までいきました。また、日本語能力検定試験2級取得、履歴書も書いてみました。就職するまで一生懸命勉強したいと思います。
先ほど皆さまの「君が代」斉唱を聞いてとても感動しました。ベトナム国家は、1945年に独立を宣言した年の9月2日に採用されました。歌ってみたいと思います。

10月プログラム発表

佐藤 成俊 委員長
10月2日(日)9時半 松橋浜集合
猪苗代湖水草除去作業にご参加下さい。

10月はティン君、菅野新会員、佐藤和夫会員、吉田和美会員に卓話をお願い致します。

中学生インターンシップ 職業アンケート調査について

渡辺 勝地 区社会奉仕委員長
8月25日が締め切りになっていた「中学2年生将来なりたい職業アンケート調査」の返信をお願い致します。会員の皆さまの事業所の職種、魅力、業務内容について、さらに中学生に伝えたい企業の魅力を教えて頂ければと思います。メッセージも添えてくださると中学生に大変参考になります。

ゲスト卓話

小規模住居型児童養育事業 特定非営利活動法人「ファミリーホームいぶき&ゆづき」
理事長兼ホーム長 仁井田 三枝子 氏

「子どもたちの夢や希望、理解したい。育てたい」

本日ご紹介するファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)は家庭事情で、親と離れることになった新生児から20歳までの子どもたちが生活する家です。ホームは一般の家と殆ど同じような間取りで、これまで経験できなかった家庭での体験をしてもらいます。家庭環境を失った子どもを里親や児童養護施設職員など経験豊かな養育者が養育します。各施設にはホーム長1名、補助員2名で6人のこどもをお預かりします。

子ども同士の相互の交流を活かしながら、歯を磨く、お風呂に入るなどの基本的な生活習慣を確立させ、豊かな人間性、社会性を養い、将来自立した生活を営むために必要な知識や経験を得ることに主要な目的があります。

どのような子どもたちが対象?

  • 新生児から20歳
  • 保護者のいない子ども
  • 生活困窮
  • 保護者に看護させることが不適当であると認められる子ども・虐待を受けている子ども

最近虐待がよく取り沙汰されていますが、身体的なものが比較的多く、殴られたり、煙草の火を押し付けられたりします。そのような虐待を受けると傷は心の奥に入り、今度は他人に危害を与える傾向があるので、私たちはしっかり見守っています。どんな虐待にあっても子どもにとっては親が1番大好きなのです。子どもたちを取り巻く環境は複雑多様化し多くの困難が生じています。子どもが安心して暮らせる「家庭」こそが大切な場であると思います。お蔭さまで平成27年に「ファミリーホームいぶき」を、令和3年に「はファミリーホームゆづき」の2事業所を開所させて頂きました。

どのように迎え入れるの?

県内には4つの児童相談所があり、郡山市は県中児童相談所管轄になります。これまでは麓山の合庁の中にありましたが、令和4年には富田に移転整備されます。その児童相談所から養育委託を受けます。最近は韓国、中国など国外の子どもたちも見られます。

ホームの理念 3つの柱

健康 心と体の健康を第一に考えます。
 自分も相手の存在を肯定し、「思いやり」の心を育みます。
生きる力 社会性を培い、強く生きる力を持てるようにします。

「ありがとう!」の感謝の気持ちが言葉で言えるようにと日々取り組んでおります。地域社会に開かれた場として繋がりを持って、皆さまからもお声を掛けて頂ければと思います。ご清聴ありがとうございました。

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