郡山北ロータリークラブ|国際ロータリー第2530地区/中央分区

第29回例会を行いました

2023.03.29 お知らせ ,

第29回例会を行いました

令和5年3月20日(月)
開会点鐘・ロータリー歌斉唱・四つのテスト斉唱・会長あいさつ・幹事報告・ゲスト卓話・閉会点鐘

 

会長あいさつ

国府田 明弘 会長
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、日に日に春めいてきました。私の任期も後3か月、と指折り数えて7月まで頑張りたいと思います。

先週はDEIセミナーに参加して参りました。DEIとは日本語で言うと多様性・公平性・包括性の略でいろいろな民族、男女、健常者、障がい者の別なく多様性を受け入れようということです。パネルデスカッションでは3人が登壇しそれぞれの立場から意見を述べられ改めて考える機会になりました。

ゴルフコンペでは新会員の須藤さんと周りました。「朝、納豆を食べる時に400回混ぜます」という話を聞き私も挑戦してみました。納豆が大好き、美食家でもあった芸術家北大路魯山人が「魯山人味道」で提唱したようですが、400回とはかなり大変で腕が痛くなりました。あぶくがたくさん出て美味しかったです。納豆、ニンニクは体に良いので毎日食べるようにしたいものです。友好クラブの五所川原中央ロータリークラブの小野さん2名も参加されました。

委嘱状伝達


国際ロータリー第2530地区郡山北ロータリークラブに米山記念奨学生の世話クラブに委嘱します。
4月よりミャンマーからの奨学生を。カウンセラーの佐藤和夫会員に委嘱状伝達。
 

幹事報告

吉田 幹治幹事
ゴルフコンペのご案内:4月20日
郡山東RCと安積RCの3クラブ合同コンペになります。郡山駅からマイクロバスが出て送迎致します。
「北クラブの底力を発揮して賑々しくプレイしましょう!」
・地区補助金の申請について
 

台湾三峡ロータリークラブ創立25周年記念式典への参加

吉田 喜一会員
6月8日から11日の3泊4日の予定で参加したいと思います。ご希望の方には募集要項を作りますのでご検討頂ければと思います。パスポートの期限が切れている方はお早めに手続きをお願い致します。
 

ゲスト卓話
小規模住居型養育事業 特定非営利活動法人ファミリーホームいぶき&ゆづき
「子どもたちが幸せを感じられるように」


理事長兼ホーム長 仁井田 三枝子氏
秋のバーベキューにご招待頂きありがとうございました。その日はいっぱい遊んで疲れて子供たちはぐっすり眠りにつきました。また、クリスマスプレゼントにはフリースとジャンパーを会長さんより届けて頂き大変喜んでおりました。サイズ、色など好みに合うものを選んで頂いて、早速翌日から着ております。改めてありがとうございました。

現在両施設で12名の子どもさんをお預かりしております。「ゆづき」では4歳から17歳、「いぶき」では5歳から12歳の子どもたちがおります。中学校に入学する子、巣立っていく子がいて寂しさと嬉しさしさの少し複雑な気持ちです。実家の千葉に帰って行く子がいます。3~4年一緒に寝食を共にして子への思いはその分深くなってきていました。児相の方には「楽しかった、家に帰ることができて嬉しい」「ただ、夜は自分だけの生活になるので寂しい」などと吐露したようです。こちらに来ている間に下に女の子が生まれて、今度はその子の面倒を見るそうです。一生懸命やり過ぎていっぱいにならないかな?「困った時にはいつでも連絡頂戴ね」と家の人にも伝えております。

「ゆづき」では6名中2人が巣立っていくので家に帰ることができない子どもたちの葛藤もあります。意地悪をする子もいるので、残った子どもたちの心のケアも大切で、しっかり向き合っていきたいと思います。また、新規に2人お預かりします。今いる子どもたちと新しい子どもたちとの関わりには時間を要しますが、この年度末はどうしてもバタバタしております。

「巣立ち見守り事業」
県の事業になりますが、昨年10月に「巣立ち見守り事業」ができてファミリーホーム「いぶき」から巣立った子ども達が就職するにあたり、企業面接の受け方、お金の使い方、挨拶などをトレーニングしています。国内初の事業になりますので、皆様のご支援を頂ければと思います。

「子育て短期事業」
子育ては親も大変なので、親御さんも一緒にお預かりする事業です。例えばご両親はいても育児疲れでどうしようもない状況に追い込まれる方もいらっしゃいます。少しでも力になれるように親トレーニングを致します。「赤ちゃんは泣くのが当たり前だよ」と思うのですが、ママには1時間おきに泣かれると相当きつくなります。市の事業となっています。

他の施設との違い
これまでの児童養護施設から、当施設のような小規模施設に移行しつつあり全国に427件あります。平均3.9人の収容人数ですが、人数に満たないと運営が難しくなり、辞める施設も出てきています。里親だと4名お預かりできて、一人9万円の支援を頂けて働くこともできます。ファミリーホームは年に1回県の監察が入るため、たくさんの書類を揃えなければいけませんが、里親さんは領収書のみで済みます。発達障害の子ども達に私たちに対応できない場合には児相に戻さざるを得ないこともあります。職員は専門性を高めながらも制限があり運営は厳しいので、厚生労働省に加算該当金額を増やせるようにお願いしております。

厳しい環境でも悲観的にならず1人でも多くの子どもたちに「幸せを感じられるように」励んでおります。 
 

再会「朋有り遠方より来たる、また楽しからずや」

友好クラブである台湾三峡ロータリークラブの林國財さんご夫婦が25周年記念式典の招待状を持参して3月18日郡山を訪れました。急遽、ご夫妻を囲んでの歓迎会を開催しましたが、4年ぶりの再会と言う事もあって、多くの会員が集まり旧懇を温めることが出来ました。自然と酒の量も進み、終了間際には何れの顔も桜色に染まっておりました。

林さんにとって今回の旅行は1月の九州旅行に引き続き今年二回目の日本旅行らしく、18日は青森へお土産を買いに行った帰りとの事でした。羨ましい限りです。海外からのインバウンドは優遇されていて五日間新幹線乗り放題のパスが20,000円らしいです。日本人にも安くして欲しいですね!           
吉田 記

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